この記事では、
- 低血糖の数値はいくつ?
- 低血糖の症状とは?
- 低血糖症状を覚えるゴロ合わせ
- 低血糖症状の原因
- 低血糖に関する過去問題
についてまとめています。
低血糖症状がわからないあなたのために、簡単に覚えられるゴロ合わせを考えました。
これさえ覚えれば、国試前に焦らなくてクラスメイトから一目置かれること間違いなしです(`・ω・´)
私もイラストやゴロ合わせを使って暗記をしたら、国試1年前に合格点ラインに到達できました。
このブログで勉強してくれた読者さんからは、(必修が35点から45点にアップした!っていう嬉しい報告をもらいましたヽ(゚∀゚)ノ
なかなか低血糖症状が覚えられないあなたは、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。
▼新人看護師さんが1年目を乗り越えるためには、この参考書がとてもオススメです!
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目次
低血糖の基準値や定義はいくつ?
血糖値の正常値は、70〜110mg/dlです。
低血糖は、血糖値が70㎎/dl以下のことをいいます。
低血糖の症状の覚え方・ゴロ
低血糖の症状の覚え方は、
『腹減った婦警ドキドキ♡「あった!」コーヒー発見!』
のゴロです。これで簡単に暗記しちゃいましょう♪
実際に、ここで紹介したゴロ合わせを付箋やメモ用紙に真似して描いてみてくださいね。
メモした付箋をレビューブックや付箋ノートに貼っておけば、忘れてもすぐに覚え直すことができます。
レビューブックの作り方は、こちらの記事を参考にしてみてください!
【完全版】国試に出るゴロ合わせデータ集について
私の考えたゴロ合わせが好評で
「ゴロ合わせをまとめたものが欲しい!」
という声が多かったので、100個以上のゴロ合わせをまとめたPDF資料をつくりました。
どのゴロ合わせも国試に出題されるものばかりなので、ぜひダウンロードして活用してください。
有料にはなりますが、一度ダウンロードすれば新たに追加されたゴロもそのまま閲覧できます。
毎年100人以上の学生さんがこのデータを活用して国試に合格してくれているので、「確実に国試に合格したい!」という方はぜひ。
低血糖の症状
低血糖時の症状は、
- 空腹感
- 倦怠感
- 冷汗
- 動悸
- 吐気
- 頭痛
- 不安感
- けいれん
- 意識の低下
- 昏睡状態
参考書によっては、血糖値が70㎎/dl以下、50㎎/dl以下、30ml/dl以下の数値によって症状が分けられていますね。
看護師国家試験レベルでは、
「血糖値50だとどの症状がでるの?」
までの具体的な数値まで問われることはありません。
最低限覚えておいてほしいことは、
血糖値70ml/dl以下で上記の症状が起こり、特に悪化するとけいれん、意識レベルの低下、昏睡状態に陥るよ!
という内容です!
他のオススメのゴロ暗記▼
低血糖の原因
・食事量が少ない
血糖をあげるための食事が少ないと、エネルギー源が不足し低血糖になることがあります。
・過度な運動
運動によってエネルギーを消費すると血糖値が低下します。
大量にエネルギーを消費するような運動をしたり、食事前に運動をすると低血糖のリスクがあがります。
・血糖降下薬の副作用
糖尿病の患者さんが治療で使う、インスリンなどの血糖を下げる薬が効きすぎてしまい、副作用として低血糖を起こすことがあります。
低血糖を予防するためにはどうすれば良い?
糖尿病患者さんでは、インスリンなどの、血糖降下薬の使用量やタイミングを正しく調整することが必要です。
食事があまり取れていないのに、いつもと同じ量の血糖値を下げる薬を内服して、低血糖を引き起こしちゃった!なんてこともあります。
低血糖が発生した場合の対処方法は?
低血糖が発生した場合、経口接種が可能なら糖分を含んだ飲み物や食品を摂取することが大切です。
もし、意識障害が出ていて経口接種ができない患者さんの場合は、ブドウ糖の注射をすることがあります。
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低血糖の過去問題
国家試験勉強では、暗記したらすぐにその内容の過去問題を解くことで知識が定着します。
低血糖の基準値、症状、原因を覚えたら、以下の過去問題に挑戦してみましょう!
1.発疹
2.徐脈
3.冷汗
4.多幸感
正解は…3.冷汗です。
解説
1.低血糖で発疹は出現しない
2.低血糖時は頻脈や動悸がみられる
4.低血糖時は、幸せな気持ちではなく、不安感がある
1.ジゴキシン
2.インスリン
3.フェニトイン
4.ワルファリン
正解は、、、2.インスリンです。
解説
1.ジゴキシンは、強心剤として使用されます。副作用は、徐脈・不整脈など。
2.インスリンは血糖値を下げる薬です。血糖値を下げ過ぎて低血糖の副作用が起こることがあります。
3.フェニトインはてんかんの薬です。副作用は、眼振・運動障害、多毛、血球減少があります。
4.ワルファリンは抗凝固薬です。血液を固まりにくくするため、副作用は出血傾向があります。
まとめ
いかがでしたか?看護師国家試験の低血糖について覚えることをまとめると、
・低血糖は、血糖値が70㎎/dl以下
・低血糖時の症状は、空腹感、倦怠感、冷汗、動悸、吐気、頭痛、不安感、けいれん、意識の低下、昏睡状態
・低血糖症状のゴロは、『腹減った婦警ドキドキ♡「あった!」コーヒー発見!』
・低血糖の原因は、食事量が少ない、過度な運動、インスリンの副作用
以上の内容です。
看護師になってからも、患者さんが急に不調を訴えたときにその症状から低血糖を疑うことはよくあります。
そのため、この症状をきちんと暗記しておくことは、看護師になってからすぐに患者さんを低血糖から救うために必要になります。
国家試験のためだけではなく、看護師になってからも使える知識として覚えておきましょうね(*´ω`*)
また、
「本気で国試に合格したい!」
「どうしても点数上がらず困ってる!」
という人は、もちゆきのノート『国家試験の点数を上げる裏ワザ勉強法』も読んでほしいです。
有料版ですが、切羽詰まってる人向けに心を込めて書いたのでぜひ。
これを読んで実行すれば、絶対に点数は上がります。
※この記事は、厚生労働省の看護師国家試験出題基準を参考に作成しています。
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