この記事では副甲状腺から放出されるホルモンのゴロ合わせと、過去問題を紹介しています。
暗記した内容を過去問で解くことで、より知識が定着し模試の点数をアップさせることができます。
ややこしいホルモンは、ゴロ合わせで簡単に暗記しちゃいましょう。
副甲状腺から出るホルモン:ゴロ合わせ
副甲状腺から出るホルモンは、
『ふく子、パラオで彼氏増える』
で暗記しましょう。

副甲状腺から出るホルモン1つ
副甲状腺ホルモン(パラソルモン)
副甲状腺ホルモン(パラソルモン)は、血中カルシウムを増やす作用があります。骨からカルシウムを吸収するイメージで、『骨吸収』も覚えましょう。

副甲状腺から出るホルモンはたった1つです!
『ふく子、パラオで彼氏増える』のゴロで、副甲状腺ホルモン(パラソルモン)の機能も一緒に暗記しましょう!

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間違いやすい副甲状腺ホルモンの別名
文献によってホルモンの名前がいろんな書き方をされているので、混乱する人も多いです。
ここで確認すべき間違いやすいホルモンの名前は、
副甲状腺ホルモン=パラソルモンです。
過去の国家試験問題では、副甲状腺ホルモンだけではなく、パラソルモンという名前で問題が出題されたことがあります。
そのため、どちらの名称も覚えておく必要があります!
国家試験の過去問題
副甲状腺から出るホルモンに関する、国家試験の過去問題です。
1.副甲状腺
2.甲状腺
3.下垂体
4.副腎
正解は、、、
、、、1.副甲状腺です。
解説
1.副甲状腺:血液中のカルシウムが減ると、副甲状腺からパラソルモンが分泌されて、骨のカルシウムを血液中へと移動させます。骨から取っちゃうので、『骨吸収』ですね!
2.甲状腺:甲状腺から分泌されるカルシトニンも、カルシウムに関わるホルモンですが、これは血液中からカルシウムを骨に移動させて、血液中のカルシウム濃度を低下させます。骨を作るので、『骨形成』ですね!
3.下垂体:下垂体からは、カルシウムに関するホルモンは分泌されていません。
4.副腎:副腎からは、カルシウムに関するホルモンは分泌されていません。


1.膵島
2.甲状腺
3.下垂体
4.副腎皮質
5.副甲状腺
正解は、、、
、、、5.副甲状腺です。
解説
1.膵島:ランゲルハンス島とも言います。膵臓の膵島(ランゲルハンス島)からはインスリン、グルカゴン、ソマトスタチンが分泌されています。血糖値の調節に関わります。
2.甲状腺:甲状腺からは、カルシトニンが分泌されています。カルシトニンは、血液中からカルシウムを骨に移動させて、血液中のカルシウム濃度を低下させます。血液中のカルシウムが上昇した時に分泌されるホルモンのため、間違いです。
3.下垂体:下垂体からは、カルシウムに関するホルモンは分泌されていません。
4.副腎皮質:副腎皮質からは、カルシウムに関するホルモンは分泌されていません。
5.副甲状腺:副甲状腺から分泌されるパラソルモンは、血液中のカルシウムが減ると、分泌されて、骨のカルシウムを血液中へと移動させて、血液中のカルシウム濃度を増やします。

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最後に
いかがでしたか?
この記事では、副甲状腺ホルモンの覚え方をゴロで紹介しました。
看護師国家試験の勉強のやり方は、
問題を解く
(過去問題集を使う)
↓
解説を読む、分析する
↓
重要ポイントを確認する
(レビューブックを使う)
↓
重要ポイントを暗記する
(ゴロで覚える)
↓
類似問題を解く
この繰り返しが大切です。
もちゆきナースのブログでは、看護師国家試験に出題されるポイントのゴロをたくさん紹介しています。
みんなが苦手とする暗記を楽にするために、ぜひ使ってくださいね!
また、ここで紹介したゴロやイラストを、レビューブックに付け足したり、勉強のまとめノートに追記したりと、活用しましょう。
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