![](https://mochiyuki.com/wp-content/uploads/2020/09/B98FD773-DB00-463B-AF02-77A2B4DF83E9.jpeg)
![](https://mochiyuki.com/wp-content/uploads/2020/03/2AB93843-F2EE-4030-A1A0-C4074E3F38E4.jpeg)
この記事では、
- 下垂体前葉から出るホルモンを覚えるゴロ合わせ
- 下垂体前葉から出るホルモンがわかるイラスト
- 関連した過去の国家試験問題
についてまとめています。
下垂体前葉から出るホルモンが覚えられないあなたのために、あっという間に暗記できるゴロ合わせを考えました。
これさえ覚えれば、模試の点数が劇的にアップすること間違いなしです(`・ω・´)
私もイラストやゴロ合わせを使って暗記をしたら、国試1年前に合格点ラインに到達できました。
このブログで勉強してくれた読者さんからは、クラス順位が一気に20番アップしたという嬉しい報告をもらいましたヽ(゚∀゚)ノ
なかなか下垂体前葉から出るホルモンが覚えられないあなたは、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。
▼実習や課題レポートにかかる時間を短縮して、勉強時間を増やしたい方はこの記事をどうぞ!
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下垂体前葉から出るホルモン:ゴロ合わせ
![下垂体前葉 ホルモン ゴロ合わせ](https://mochiyuki.com/wp-content/uploads/2020/08/2B51815D-095D-4963-B280-9F08A5D1879F.jpeg)
下垂体前葉から出るホルモンは、
『卵黄フープ成功』
で暗記しましょう。
実際に、ここで紹介したゴロ合わせを付箋やメモ用紙に真似して描いてみてくださいね。
メモした付箋をレビューブックや付箋ノートに貼っておけば、忘れてもすぐに覚え直すことができます。
レビューブックの作り方は、こちらの記事を参考にしてみてください!
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下垂体前葉から出るホルモン6つ
①成長ホルモン
![成長ホルモン イラスト](https://mochiyuki.com/wp-content/uploads/2020/08/54DF778B-D429-4CC3-BCB1-22EC53777304-1024x683.jpeg)
身体の成長を促す。
②プロラクチン
![プロラクチン イラスト](https://mochiyuki.com/wp-content/uploads/2020/08/6FF808E2-3B59-4FE2-A885-ACD72F35A370-1024x683.jpeg)
乳汁の分泌を促進する。
③甲状腺刺激ホルモン
![甲状腺刺激ホルモン イラスト](https://mochiyuki.com/wp-content/uploads/2020/08/BA8250D2-07EB-48D2-A6A1-34BD70CC5E3F-1024x683.jpeg)
甲状腺に作用し、甲状腺ホルモン(T3、T4)の分泌を促進する。
④副腎皮質刺激ホルモン
![副腎皮質刺激ホルモン イラスト](https://mochiyuki.com/wp-content/uploads/2020/08/8AFF2A10-0A0C-472F-A26F-2D6F2B807B2B-1024x683.jpeg)
副腎皮質に作用し、副腎皮質ホルモンの分泌を促進する。
⑤黄体形成ホルモン(LH)
![黄体形成ホルモン イラスト](https://mochiyuki.com/wp-content/uploads/2020/08/7A8056EE-A12A-4E1E-AD73-2EAA9D26C09C-1024x683.jpeg)
女性:卵巣に作用し、排卵の誘発をする。黄体の形成を促す。
男性:精巣に作用し、男性ホルモン(テストステロン)の分泌を促す。
⑥卵胞刺激ホルモン
![卵胞刺激ホルモン イラスト](https://mochiyuki.com/wp-content/uploads/2020/08/00A12104-C87D-4673-9C46-A1D0F861C155-1024x683.jpeg)
女性:卵巣に作用し、卵胞の発育を促進する。
男性:精巣に作用し、精子の形成を促進する。
※⑤黄体形成ホルモンと、⑥卵胞刺激ホルモンのことを、ゴナドトロピン(性腺刺激ホルモン)とも呼びます。
文献によっても違うので注意!
間違いやすい下垂体前葉ホルモンの別名
文献によってホルモンの名前をいろんな書き方をしているので、混乱する人も多いです。
ここで確認すべき間違いやすいのは、
⑤黄体形成ホルモンと、⑥卵胞刺激ホルモンのことを、ゴナドトロピン(性腺刺激ホルモン)とも呼ぶということです。
覚えておきましょう!
![ゴナドトロピン 性腺刺激ホルモン](https://mochiyuki.com/wp-content/uploads/2020/07/8E61E55D-BDAD-4B03-BBBB-2B4C17D700FF.jpeg)
国家試験の過去問題
下垂体前葉から出るホルモンに関する、国家試験の過去問題です。
1.サイロキシンー副甲状腺
2.テストステロンー前立腺
3.バソプレシンー副腎皮質
4.プロラクチンー下垂体前葉
正解は、、、
、、、4.プロラクチンー下垂体前葉です。
解説
1.サイロキシン(T4)は、甲状腺から分泌されます。副甲状腺からは、パラソルモンが分泌されます。
2.テストステロンは、精巣から分泌されます。前立腺からホルモンは分泌されません。
3.バソプレシンは下垂体後葉から分泌されるホルモンです。副腎皮質からは、アルドステロン、コルチゾールが分泌されます。
4.プロラクチンは、下垂体前葉から分泌されるホルモンです。乳汁の生成を促す作用があります。
1.妊娠中に乳腺はエストロゲン・プロゲステロンの作用で発育する。
2.プロラクチンは下垂体後葉から分泌される。
3.プロラクチンの分泌は新生児の吸啜反射によって一過性に高まる。
4.オキシトシンによる射乳反射は新生児の鳴き声によっても起こる。
正解は、、、
、、、2.プロラクチンは下垂体後葉から分泌される。です。
解説
※この問題は、誤っているものを選ぶ問題です。
1.妊娠中に乳腺はエストロゲン・プロゲステロンの作用で発育します。
2.プロラクチンは、下垂体後葉ではなく下垂体前葉から分泌されます。
3.吸啜刺激とは、新生児がおっぱいを吸う刺激のことを言います。プロラクチンは吸啜刺激によって分泌が急増し、母乳の生成を促します。
4.オキシトシンは、吸啜刺激によって分泌が促進されますが、新生児の鳴き声を聞くと母親のオキシトシンの分泌が促進され射乳反射が促されます。
射乳反射とは、乳腺から母乳を押し出す反射のことです。母乳を作り出す生成とは違うので注意です。
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最後に
いかがでしたか?
この記事では、下垂体前葉から出るホルモンの覚え方をゴロで紹介しました。
もちゆきナースのブログでは、看護師国家試験に出題されるポイントのゴロをたくさん紹介しています。
みんなが苦手とする暗記を楽にするために、ぜひ使ってくださいね!
また、ここで紹介したゴロやイラストを、レビューブックに付け足したり、勉強のまとめノートに追記したりと、活用しましょう。
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※この記事は、厚生労働省の看護師国家試験出題基準を参考に作成しています。
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