注射針の角度&太さ(ゲージ)の覚え方・ゴロを紹介【国試対策と新人ナース向け】

注射針 太さ 角度

看護師が行う注射業務には、採血・皮下注射・筋肉注射・皮内注射・輸血など様々な種類があります。
それぞれ注射する部位や用途によって、針の太さや角度が違います。

新人ナースは注射業務を行う際には必ず先輩に質問される内容であり、看護師国家試験では注射針の角度や太さを問う問題は必修問題で過去に何度も出題されています。

安全に注射を行うためにも必要な知識なので、ゴロで簡単に暗記しちゃいましょう!

 

注射針の角度の覚え方・ゴロ

注射針 角度 ゴロ

注射針の角度は、

皮内注射:15度
皮下注射:30度
筋肉注射:45~90度
静脈注射:20度

 

ゴロは、『日なたのイチゴに日傘。静かに筋肉しごく。』で覚えましょう!

 

注射の種類によって角度が違う理由は?

注射針の角度が小さいと浅く刺さり、角度が大きいと深く刺さります。

皮内注射や皮下注射の角度が小さい理由は、皮膚の表面から近い部分に薬液を注入するために浅く刺したいからです。
また、皮内注射や皮下注射は、筋肉の層の薄い部分に刺すため、深部にある血管や神経を損傷しないためにも浅く刺さるよう角度を小さくする必要があります。

筋肉注射の角度が大きい理由は、皮内注射や皮下注射と比べて、皮膚の表面から深い筋層に薬液を注入するために深く差したいからです。

 

注射針の太さ(ゲージ)の覚え方・ゴロ

注射針 ゲージ 太さ ゴロ

注射針の太さ(ゲージ)は、

輸血:18~20G
採血・静脈注射:21~23G
筋肉注射:23~25G
皮下注射:24~27G
皮内注射:26~27G

 

注射針の太さ(ゲージ)の覚え方は、『輸血はいや、におう!血管はツイッターに拡散。筋肉兄さんすごー!ヒカキンにしな。ひな、むなしい。』のゴロで暗記しちゃいましょう!

 

注射の種類によって太さ(ゲージ)が違う理由は?

注射針の太さは、数字が小さいほど太くなります。

採血を行うときは、細い針を使うと血液を採取するのに時間がかかったり、細い針の中を血液が通るときに圧力がかかって成分が壊れたり(溶血)する恐れがあるので、細い針は使用しません。太すぎる針は痛みも伴うので、21~23Gが適切です。

しかし、大量輸血をするような場面になると、すぐに血液を輸血したいので速度を速める必要があります。そのときにも血球が壊れてしまわないように太い針を使用します。大量輸血や急速投与の必要がない輸血の場合なら、22Gでも問題ないとされています。

 

合わせて読みたい▼
・社会保障給付費とは?国家試験向けの暗記ポイントを解説!

 

注射針の太さ(ゲージ)・角度の国家試験問題

上記の内容を確認したら、注射針の太さや角度に関する国家試験問題を解いて知識の確認をしてみましょう!

 

第109回 必修問題
皮下注射で適切なのはどれか。

1.注射部位を伸展する
2.注射針は18~20Gを使用する
3.針の刺入角度は45~90度にする
4.皮下脂肪が5㎜以上の部位を選択する

 

 

正解は、、、4.皮下脂肪が5㎜以上の部位を選択するです。

解説
1.皮下注射では、注射部位をつまむことで皮下組織を固定し、その下の筋肉や血管・神経を傷つけないようにします。
2.18~20Gを使用するのは輸血時です。皮下注射は24~27Gです。
3.針の角度を45~90度にするのは、筋肉注射です。皮下注射の角度は、30度です。
4.皮下脂肪が薄いところに注射すると、血管や神経を傷つけてしまう恐れがあるので、厚みが5㎜以上ある部位を選びます。

 

 

 

第101回 必修問題
成人に血液検査のための静脈血採血をする際、最も適した注射針はどれか。

1.16G
2.18G
3.22G
4.27G

 

正解は、、、3.22Gです。

解説
採血を行う際は、21~23Gの針を使います。
27Gなどの細い注射針で行うと、溶血(血球が壊れる)してしまい、検査値に影響を及ぼす恐れがあります。
16~18Gの太い針は、輸血で使います。太くて痛みを伴うため、採血では太いものを使用するのは適しているとは言えません。

 

まとめ

いかがでしたか?

国家試験勉強では、知識確認のために勉強した項目に関する過去問題を解いて、知識を定着させることが大切です。

注射針の角度と太さに関する問題は、必修問題でよく出題されるので、今回紹介したゴロで確実に暗記できると安心ですね!

また、注射の主義は看護師になってから、絶対に使う知識です。いざ注射をするというときに、カンペを見ないと角度やどの針を使ったら良いかわからない!となってしまうと、業務にも支障が出てしまいます。
なので、新人ナースさんもきちんと暗記しておきましょうね!

他にも、看護のゴロを紹介しているので参考にしてみてください!

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