こんにちは!もちゆきナースです。
国家試験では、褥瘡の危険度を評価するブレーデンスケールと、重症度によって分類するNPUAP分類がよく出題されます。
この2つのスケールは、国家試験までに暗記しておくことが大切です。
今回は、看護学生が暗記に苦労するブレーデンスケールとNPUAP分類の暗記ポイントと、覚え方をご紹介します。
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ブレーデンスケールとは

ブレーデンスケールは、褥瘡の危険性を予測するスケールです。
知覚の認知、湿潤、活動性、可動性、栄養状態、摩擦とズレの6項目を評価し、その合計点数から危険度を評価します。
全部で23点満点のうち、病院では14点以下、在宅や施設では17点以下で褥瘡発生の危険が高いと判断します。
国家試験レベルではブレーデンスケールは、項目と点数をすべて覚える必要はありません。
過去の国家試験では、ブレーデンスケールは褥瘡の危険度を予測するスケールであること、点数が低いほど褥瘡の危険があるということを理解しているかを、問う問題が出題されています。
ブレーデンスケールの過去問の例
1.ブリストルスケール
2.Borg<ボルグ>スケール
3.Braden<ブレーデン>スケール
4.グラスゴー・コーマ・スケール
正解は3.ブレーデンスケールです。
1.褥瘡の深さ
2.褥瘡の広がり
3.褥瘡の好発部位
4.褥瘡発生の危険性
正解は4.褥瘡発生の危険性です。
国家試験の過去問題からわかる、ブレーデンスケールの暗記ポイントは、以下になります。
・ブレーデンスケールは点数が低いほど、褥瘡発生の危険がある
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NPUAP分類とは

NPUAP分類は、褥瘡の深さによってステージⅠからステージⅣまでに分類されます。
NPUAP分類の覚え方はこのゴロで

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NPUAP分類の過去問の例
1.ステージⅠ
2.ステージⅡ
3.ステージⅢ
4.ステージⅣ
正解は、3.ステージⅢです。
ブレーデンスケールでは、スケールの内容まで覚えなくても過去問は全部解くことができますが、NPUAP分類は、褥瘡の様子からスケールのレベルを答える問題がいくつか出題されています。
そのため、NPUAP分類はスケールの内容まで暗記しておく必要があります。
まとめ
国家試験は、全ての出題範囲を暗記しようとしても限界があります。
きちんと過去問を分析して、暗記するポイントを掴んで効率良く勉強しましょうね!
ブレーデンスケールの暗記ポイントは、
・ブレーデンスケールは点数が低いほど、褥瘡発生の危険がある
NPUAP分類の暗記のゴロは、
以上です(*´ω`*)
これで褥瘡のスケールはバッチリですね!!
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