こんにちは!もちゆきナースです。
この記事では、
・成人の尿量の基準値を覚えられるゴロ合わせ ・無尿、乏尿、多尿の尿量の基準値を覚えられるゴロ合わせ ・頻尿の定義を覚えられるゴロ合わせ
を紹介します!
尿量に関する問題は、看護師国家試験でよく問われるので、確認しておきましょう。
成人の1日の平均尿量の覚え方・ゴロ
成人の1日の平均尿量は1000〜1500mlです。
覚え方は、『尿はとっても良い子』のゴロ合わせで暗記しましょう!
尿量の異常の覚え方・ゴロ
正常範囲外の尿量には、無尿、乏尿、多尿があります。
それぞれ、尿量に応じて定義が決まっています。
乏尿は、400ml/日以下。 多尿は2500ml/日以上。
覚え方は、『ムニッと通れ帽子。谷でニコッ。』のゴロ合わせで暗記しましょう!
頻尿の定義の覚え方・ゴロ
頻尿の定義は、朝起きてから夜寝るまでに8回排尿があることをいいます。
しかし、これはあくまで目安であり本人が普段より排尿回数が多いと感じることも頻尿と言います。
頻尿の定義の覚え方は、
『頻尿は恥』のゴロ合わせで覚えちゃいましょう!
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看護師国家試験問題
尿量に関する、過去の看護師国家試験問題を解いてみましょう!
無尿の定義となる1日の尿量はどれか。
1.0㎖
2.100㎖未満
3.400㎖未満
4.700㎖未満
正解は、、、
、、、2.100㎖未満です。
解説
1.尿量が0㎖でも無尿の範囲内であるが、この問題では定義を問われている為、選択肢②の100㎖未満が正当としてふさわしいです。
2.無尿の定義は、100㎖/日未満です。
3.400㎖/日未満が定義となっているのは、乏尿です。
4.700㎖/日未満が定義となっている尿量はありません。
健康な成人における1日の平均尿量はどれか。
1.100㎖
2.500㎖
3.1500㎖
4.2500㎖
正解は、、、
、、、3.1500㎖です。
解説
1.100㎖以下は無尿の定義になります。
2.500㎖は、成人の膀胱の平均容量です。
3.成人の1日の平均尿量は1000~1500㎖です。
4.2500㎖以上は、多尿の定義になります。
まとめ
いかがでしたか?
無尿、乏尿についての定義は過去の国家試験でよく問われてきました。最近は、成人の正常尿量が問われたのでチェックしておきたいですね!
数字をしっかり覚えておくと、状況設定問題でも役立ちます。
新人看護師さんは、患者さんの尿量からわかる身体の変化はとても多くあるので、尿量の正常異常はきちんと暗記しておきましょう!