この記事では、
・卵巣から放出される2つのホルモンのゴロ合わせ
・生理周期とホルモンの関係がわかるイラスト
・卵巣ホルモンに関する過去問題
を紹介しています。
卵巣から出るホルモンが覚えられないあなたのために、あっという間に暗記できるゴロ合わせを考えました。
これさえ覚えれば、模試の点数が劇的にアップすること間違いなしです(`・ω・´)
私もイラストやゴロ合わせを使って暗記をしたら、偏差値70超えができました。
このブログで勉強してくれた読者さんからは、クラス順位が一気に20番アップした!という嬉しい報告をもらいましたヽ(゚∀゚)ノ
なかなか卵巣から出るホルモンが覚えられないあなたは、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。
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目次
卵巣から出るホルモン:ゴロ合わせ
卵巣から出るホルモンは、
『エプロンに卵』
で暗記しましょう。
実際に、ここで紹介したゴロ合わせを付箋やメモ用紙に真似して描いてみてくださいね。
メモした付箋をレビューブックや付箋ノートに貼っておけば、忘れてもすぐに覚え直すことができます。
レビューブックの作り方は、こちらの記事を参考にしてみてください!
【完全版】国試に出るゴロ合わせデータ集について
私の考えたゴロ合わせが好評で
「ゴロ合わせをまとめたものが欲しい!」
という声が多かったので、100個以上のゴロ合わせをまとめたPDF資料をつくりました。
どのゴロ合わせも国試に出題されるものばかりなので、ぜひダウンロードして活用してください。
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毎年100人以上の学生さんがこのデータを活用して国試に合格してくれているので、
「確実に国試に合格したい!」という方はぜひ。
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卵巣から出るホルモン2つ
2つの卵巣ホルモンは、生理周期に関わってくるので、生理〜妊娠の流れを一緒に理解すると覚えやすいです!
エストロゲンについて
生理周期は約28日間です。前半の1〜7日を月経期、7〜14日を卵胞期と呼びます。
このとき体温が低いので、低温期とも呼びます。
この時のエストロゲンは卵巣の中にある、卵胞という物体から分泌されます。
エストロゲンが、子宮内膜を厚くして受精卵が着床するためのベッド作りをします。
プロゲステロンについて
28日間の生理周期の、後半15〜28日を黄体期と呼びます。
このとき体温が高いので、高温期とも呼びます。
この時、排卵した後の卵胞が黄体に変化して、プロゲステロンを分泌します。
プロゲステロンは、子宮内膜を柔らかくする作用があります。ベッドをフカフカに整えて受精卵が着床しやすくします。
生理周期の14日目頃に排卵した卵子が、精子と出会い受精すると、その7〜10日後頃に子宮内膜に着床し、妊娠が成立します。
すると、プロゲステロンは分泌が継続され、妊娠を継続させます。
受精卵が着床しなかった場合は、プロゲステロンの分泌は少なくなり、やがて生理がきます。
卵巣の卵胞から分泌される。
卵胞期(増殖期、低温期)に分泌が増える。
子宮内膜を厚くする。
黄体期(高温期)に分泌量が増える。
妊娠を継続させる。
子宮内膜を柔らかくする。
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間違いやすいホルモンの別名
文献によってホルモンの名前をいろんな書き方をしているので、混乱する人も多いです。
ここで確認すべき間違いやすいホルモンの名前は、
・エストロゲン=卵胞ホルモン
・プロゲステロン=黄体ホルモン
です。
『卵巣ホルモン』や『女性ホルモン』というのは、エストロゲンとプロゲステロンのことを言います。
看護師国家試験の過去問題
卵巣から出るホルモンに関する、国家試験の過去問題です。
1.エストロゲン
2.プロラクチン
3.プロゲステロン
4.黄体化ホルモン<LH>
5.卵胞刺激ホルモン<FSH>
正解は、、、
、、、1.エストロゲンと、3.プロゲステロンです。
解説
※この問題は、正しいものを2つ選ぶ問題です。
1.エストロゲンは、卵巣から分泌されるので正しいです。
2.プロラクチンは、下垂体前葉から出るホルモンです。
3.プロゲステロンは、卵巣から分泌されるので正しいです。
4.黄体化ホルモンは、下垂体前葉から分泌されます。
5.卵胞刺激ホルモンは、下垂体前葉から分泌されます。
卵巣や月経周期に関する問題をもう1問解いてみましょう!
1.排卵期には頸管粘液が増量する。
2.月経の直後は浮腫が生じやすい。
3.黄体から黄体形成ホルモン<LH>が分泌される。
4.基礎体温は月経終了後から徐々に上昇して高温相になる。
正解は、、、
、、、1.排卵期には頸管粘液が増量するです。
解説
今回のこの記事と関連しているのは、選択肢の3.4ですが、ほかの選択肢についても同時に解説を確認しましょう。
1.排卵期になると、頸管粘液は増量します。頸管粘液とは、オリモノのことです。精子が子宮内に侵入しやすくするために排卵期になると頸管粘液(オリモノ)が増量します。
2.浮腫は、月経前に生じやすいです。理由は、生理前の高温期に分泌される黄体ホルモンが生理に近づくにつれて分泌量がだんだん減少していくと、自律神経が乱れます。そうすると、顔や足がむくみます。
3.黄体形成ホルモンは、下垂体前葉から分泌されます。黄体から分泌されるのは、黄体ホルモン(プロゲステロン)です。
4.基礎体温は、月経終了後は低温相です。月経から14日程度すると排卵が起こり、体温が上昇して高温相になります。
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最後に
いかがでしたか?
この記事では、卵巣から出るホルモンの覚え方をゴロで紹介しました。
また、
「本気で国試に合格したい!」
「どうしても点数上がらず困ってる!」
という人は、もちゆきのノート『国家試験の点数を上げる裏ワザ勉強法』も読んでほしいです。
有料版ですが、切羽詰まってる人向けに心を込めて書いたのでぜひ。
これを読んで実行すれば、絶対に点数は上がります。
※この記事は、厚生労働省の看護師国家試験出題基準を参考に作成しています。
また、ここで紹介したゴロやイラストを、レビューブックに付け足したり、勉強のまとめノートに追記したりと、活用しましょう。
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