こんにちは!もちゆきナースです。
このサイトでは、どこよりも詳しい解説、国家試験の暗記ポイント、過去問の解き方をお届けしています。
『1日1過去問』のカテゴリー内の記事を毎日1記事ずつ読むだけで、過去問の分析方法、国試に出るポイントが理解できるようになります。
今回は、社会保障給付費と呼ばれる年金・医療・福祉の問題の解説と、国家試験の暗記ポイントをお伝えします。
社会保障給付費などお金の問題は、細かな数字が多くて覚えにくく、苦労する学生も多いです。
そのため、この記事では暗記しやすいように国家試験のポイントをまとめ、過去問題を集めて解説しています。
まずは社会保障給付費の、最近の国家試験問題を解いてみましょう。
目次
問題
1.年金> 医療 >福祉その他
2.年金>福祉その他>医療
3.医療> 年金 >福祉その他
4.医療>福祉その他>年金
正解は、、、
、、、1.年金> 医療 >福祉その他です。
解説
平成24年の社会保障給付費の内訳は、
年金:約53兆円(約49%)
医療費:約34兆円(約31%)
福祉その他:約20兆円(18%)となります。
詳しい解説
社会保障給付費とは?
社会保障給付費とは、年金、医療、福祉等で、国民に支払われているお金のことを言います。
年金制度、医療保険、介護保険として、国民がこれらの保険に加入し、保険金を国に払います。
そして、年をとったら年金、病院に行ったら医療費、介護サービスを受けたら介護費、として国から給付されます。
社会保障給付費の内訳は?

年金・医療・福祉の給付費の内訳は、年数によって大きく変動することは考えにくいため、
年金50%、医療30%、福祉20%と、わかりやすい数字に直して覚えるようにしましょう。
社会保障給付費は増えている?減っている?
国から国民へ支払われる実際のお金、社会保障給付費は年々増加しています。
この理由は、日本の少子高齢化にあります。
働く人(お金を国に納める人)が少なくなり、高齢者(年金・医療・介護を必要とする人)が増えているためです。
国家試験暗記ポイント
社会保障給付費の、国家試験に出題されるポイントです。
最低限、以下のポイントは覚えるようにしましょう!
・社会保障給付費の内訳は、年金50%、医療30%、福祉20%
・社会保障給付費は、年々増加している。
これらを暗記して、国家試験の過去問題を解いてみましょう。
練習問題①
1.増加傾向
2.変化なし
3.減少傾向
4.増減の繰り返し
正解は、、、
、、、1.増加傾向です。
解説
日本の社会保障給付費(年金・医療・福祉)は、年々増加している傾向にあります。
練習問題②
1.78.2%
2.49.3%
3.32.2%
4.18.5%
正解は、、、
、、、2.49.3%です。
解説
社会保障給付費の割合はだいたい、年金50%、医療30%、福祉20%となっています。
まとめ
いかがでしたか?
国家試験の社会保障の範囲は、暗記が多いためやればやるほど国試の点数アップにつながります。
給付費の内訳はもっと細かい数字ですが、だいたいの割合を覚えられれば国家試験では問題ないので、年金50%、医療30%、福祉20%と、簡単な数字に直して覚えるのがポイントです。
もちゆきナース室の国試過去問題解説は、
・国試の出題ポイントに沿って解説をしている
・暗記するべきところがまとまっている
・1問ずつの解説が、どの参考書やサイトよりも詳しい
・細かな解説のため、低学年でも理解できる
という特徴があります。
1日1記事を読むだけで、国試の点数アップ間違いなし!
他の過去問題はこちらから→過去問題解説をみる
コメントを残す