脳死の判定基準6つを暗記していますか?脳死の判定基準は、国家試験の必修問題で問われる内容です。
また、死の三徴候と混ざって覚えてしまうことがよくあるので、注意が必要です。
過去にも何度も脳死に関する問題が出題されているので、まだ暗記できていない人は、ゴロを使って簡単に覚えましょう!
この記事では、脳死の判定基準を覚えるゴロの紹介と、脳死に関する過去問題の解説をしています。
これを読んで、脳死に関する問題を攻略しちゃいましょう。
脳死の判定基準
脳死の判定基準6つは以下の通りです。
①深昏睡
②瞳孔の散大と固定(4㎜以上)
③脳幹反射の消失
④平坦脳波
⑤自発呼吸の停止
⑥6時間以上経過後も上記の症状
2人以上の医師によって、1回目の脳死判定後6時間以上経過した時点で同様の検査を行い、同じ結果が出たら脳死判定となります。(6歳未満では2回目の検査は24時間以上経過後行う)
脳死の判定基準の覚え方&ゴロ
脳死の判定基準は、ゴロを使って簡単に覚えちゃいましょう!

ゴロは、『故郷の農家には変態な新婚が6組いる。3代目は死んだ。』です。
・故郷→呼吸停止
・農家→脳幹反射の消失
・変態→平坦脳波
・新婚→深昏睡
・6組→6時間以上経過も同様の症状
・3代目は死んだ→散大4mm
過去問を解いてみよう
脳死判定のゴロを覚えたら、脳死に関する過去問題を解いて知識を定着させましょう!
暗記問題は、暗記した後にそれに関する問題をいくつか解いて実践すると忘れにくいです。
インプットしたら、必ずすぐアウトプットすること!これが国家試験勉強の基本です!
1.瞳孔径は左右とも3mm以上
2.脳波上徐波の出現
3.微弱な自発呼吸
4.脳幹反射の消失
5.浅昏睡
正解は、、、4.脳幹反射の消失です。
詳しい解説
1.瞳孔散大は4mm以上です
2.脳波は平たんです
3.自発呼吸は停止です
4.正解です
5.浅昏睡ではなく深昏睡です
この問題は、第108回の国家試験の必修問題で出題されましたが、第105回の時も同じ問題が出題されています。しかし、選択肢が少し違うのであいまいな知識しかないと間違えてしまいます。
もう1問解いてみましょう。
1.深昏睡
2.心停止
3.瞳孔散大
4.自発呼吸の消失
正解は、、、2.心停止です。
これは、脳死の基準に含まれないものを選ぶ問題です。心停止は、死の三徴候の一つです。脳死の判定基準と、死の三徴候の区別がつかなくなってしまう人がいるので注意しましょう!
死の三徴候は、①呼吸停止 ②心臓停止 ③脳機能停止(瞳孔散大・対光反射の消失)です。
まとめ
いかがでしたか?国家試験の必修問題でも問われる、脳死の判定基準の6項目を暗記できましたか?
覚え方は人それぞれですが、丸暗記するよりもゴロで覚えたほうが暗記しやすい人はぜひゴロを使ってみてくださいね!
その他にも、国家試験に出題される範囲のゴロをいくつか紹介しているので、参考にしてください!
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