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『1日1過去問』のカテゴリー内の記事を毎日1記事ずつ読むだけで、過去問の分析方法、国試に出るポイントが理解できるようになります。
今回は、シックハウス症候群の過去問題を使って、原因や症状を絵でわかりやすく解説していきます。
生活環境に関する問題は、必修問題の出題基準でもありますが、一般・状況設定の範囲にもなっており、過去には必修問題以外でも出題されています。
シックハウス症候群は、何が原因で起こる病気か知っていますか?(*‘ω‘ *)
よく出題される問題なので、この記事のポイントを押さえて解けるようになりましょう♡
目次
問題
1.アスベスト
2.ダイオキシン類
3.放射性セシウム
4.ホルムアルデヒド
正解は、、、
、、、4.ホルムアルデヒドです。
解説
シックハウス症候群の原因
シックハウス症候群の症状
化学物質による空気汚染により、目の痛みや鼻水・のどの痛みなどの粘膜刺激症状、頭痛、吐き気、皮膚のかゆみなどが生じます。
練習問題
上記の内容を理解したうえで、類似問題に挑戦してみましょう(^_-)-☆
1.電磁波
2.アスベスト
3.窒素化合物
4.ホルムアルデヒド
正解は、、、
、、、4.ホルムアルデヒドです。
これは簡単でしたね(*´ω`*)
ではもう一問、挑戦してみましょう。
1.新しい家具の購入
2.不十分な清掃
3.壁紙の張り替え
4.防蟻剤の使用
正解は、、、
、、、2.不十分な清掃です。
※誤っているものを選ぶ問題です。
シックハウス症候群の原因となるような化学物質は、拭き掃除や掃き掃除などの清掃が不十分でも、誘因にはなりません。
しかし、換気不足は、化学物質により空気汚染が進むためシックハウス症候群の誘因になります。
他の選択肢について分析をしよう
上記の内容を理解したあなたは、シックハウス症候群の問題は解けるようになりましたよね?(`・ω・´)
でも、ここで満足してはダメですよ!
国家試験の点数アップのためには正答以外の選択肢の分析も必要です。
似たような問題が出題されても解けるように、分析を進めていきましょう(゚∀゚)
アスベスト(石綿)とは?
建築資材に使われていたもので、アスベストの細かな繊維を吸い込むことで健康障害を引き起こします。
石綿(アスベスト)肺、悪性胸膜中皮腫、肺がんを発症する可能性があります。
悪性胸膜中皮腫・・・悪性の腫瘍ができる
ダイオキシンとは?
プラスチック系のごみが燃えるときに発生する、毒性の強い化学物質。
発がん性や、催奇形性がある。
脂溶性のため、水に溶けにくく、体内に蓄積しやすい。
2000年、ダイオキシン類対策特別措置法が成立した。
放射性セシウムとは?
放射性物質の一種で、体内に入るとがん化する恐れがある。
では、答え以外の選択肢の知識をつけてパワーアップした状態で、さらに練習問題を解いてみましょう。
練習問題
正答以外の選択肢を分析したことで、以下の過去問題を解くことができるようになっているはずです!
1.皮膚炎
2.腰痛症
3.中皮腫
4.胃潰瘍
正解は、、、
、、、3.中皮腫です。
1.毒性は弱い
2.水に溶けやすい
3.規制する法律はない
4.廃棄物の焼却で発生する
1.シックハウス症候群
2. 中皮腫
3.ヒソ中毒
4.光化学オキシダント
解説
1.シックハウス症候群は、ホルムアルデヒドという新築や、改築後の住宅、新しい家具などに使われている化学物質が、家の中で充満し、空気が汚染されることで起こります。
2.中皮腫は、アスベストという建築資材に使われていた細かな繊維です。吸い込むことで中皮腫(悪性の腫瘍ができる)健康障害を引き起こします。
3.ヒソ中毒は、農薬などに含まれるヒソによって起こる健康被害です。
4.光化学オキシダントは、汚染物質の名前です。自動車や工場から排出される窒素化合物(二酸化窒素)と、揮発性有機化合物が原因で生成されます。
国家試験暗記ポイント
今回は、シックハウス症候群の問題から、社会環境、生活環境の国家試験問題を分析しました。
特に、アスベストの問題は、質問形式を変えながらよく出題される問題なので、きちんと暗記しておきましょう。
アスベスト=中皮腫
国家試験に絶対合格するための勉強方法は、
①過去問題を解く
②解説を読む
③より詳しい解説を読んで理解する
④国試に出るポイントを暗記する
⑤類似問題を解く
この繰り返しをひたすら行うことです。
もちゆきナース室のこのサイトには、『1日1過去問』というカテゴリーがあり、この記事を読むだけで、
上記の①~⑤の流れに沿って勉強ができるようになっています。
自分で勉強する方法がよくわからない、まとまった詳しい解説を読みたい、こんな人はぜひこのサイトで勉強してみてくださいね!
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