酸素吸入の国試出題ポイント!計算方法は?【国家試験解説】

こんにちは!もちゆきナースです。
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『1日1過去問』のカテゴリー内の記事を毎日1記事ずつ読むだけで、過去問の分析方法、国試に出るポイントが理解できるようになります。

今回は、酸素ボンベ、酸素吸入の国家試験出題ポイントを解説します。
酸素の残量や、酸素使用可能時間の計算方法は、頭に入っていますか?

みんなが苦手意識をもつ酸素の残量、使用可能時間の計算方法や、国家試験の出題ポイントを解説していきます。

では、まず第107回の国家試験問題から酸素に関する問題を解いてみましょう。

 

問題

第107回 午前23問
充填された酸素ボンベの保管方法で正しいのはどれか。

1.横に倒して保管する。
2.保管場所は火気厳禁とする。
3.バルブを開放して保管する。
4.日当たりの良い場所で保管する。

 

 

 

正解は、、、

、、、2.保管場所は火気厳禁とするです。

 

解説

※充填(ジュウテン)された酸素ボンベ・・・酸素でボンベを満たすこと

1.酸素ボンベは立てて保管します。
2.酸素は燃えやすいため、火気厳禁です。
3.バルブとは、酸素を出したり止めたりするもの。バルブが開放していると酸素がボンベから出続けてしまうので閉めて保管します。
4.酸素ボンベは日が当たらない場所で保管します。

 

 

詳しい解説

理科の科学の知識を思い出してみましょう。

火を燃やすときに必要な物質は何ですか?
O2、酸素ですね!火が燃えるときは、酸素を使って二酸化炭素が排出されます。

そのため、酸素ボンベの周囲に火気があると、火が燃えて火事になるリスクがあります。

医療現場では、患者さんに酸素を供給するための酸素ボンベをよく使用するので、看護師は酸素の近くは火気厳禁という当たり前のような知識をしっかり覚えておく必要があります。

ちなみに、他の選択肢にある、酸素ボンベを立てて保管する理由や、日が当たらない場所で保管するべき理由は、知らなくても大丈夫です。

私もよくわかりませんから・・・!!!!←

この問題では、酸素ボンベは火気厳禁ということを知っているかな?を問う問題なので、他の選択肢の分析はしなくて大丈夫です。
『酸素=火気厳禁』を絶対に覚えておいてくださいね。

 

 

酸素ボンベに関する国家試験の出題ポイント

『酸素=火気厳禁』以外にも、酸素ボンベの国家試験出題ポイントがあるので、ここで覚えておきましょう。

酸素ボンベの色

酸素ボンベの色は、黒です。ボンベに入っているガスによって、ボンベの色が分けられており、二酸化炭素は緑、など種類がありますが、
国家試験で問われるのは酸素ボンベが黒色だということだけです。

このとき気を付けなければいけないのは、中央配管の色を問われた時です。

中央配管というのは、患者さんのベッドの頭側の壁についている配管の色で、酸素の中央配管の色は緑です。

壁の緑色の穴に酸素の量を調節する流量計をつけて、そこに酸素マスクのチューブをつけ、患者さんに酸素を送ります。

入院中の患者さんは、基本的にその中央配管からの酸素を吸入しています。

酸素ボンベを使うのは、ベッドから離れて酸素を持ち歩く必要があるときです。

どちらかの色に統一してよね(゚Д゚)と全国の看護学生の怒りが聞こえてきそうですが、酸素ボンベの色は黒、酸素の中央配管の色は緑、と覚えてください。

 

 

酸素ボンベの残量・使用可能時間の計算

みんなが嫌いな計算問題も、国試では酸素の残量を求める問題が出題されますよ~( ;∀;)

酸素ボンベの残量と、使用可能時間は、計算式があるのでこれにあてはめて計算すれば必ず解けます。

計算式は、

では、下の問題をこの計算式に当てはめて解いてみましょう。

酸素吸入2ℓ/分でしている患者。500ℓの酸素ボンベ内圧150㎏)の内圧系が90を示している。使用可能時間はどれか。

上の式に当てはめて計算してみると、

と、このように酸素の使用可能時間を求めることができます。

 

では、酸素吸入に関する練習問題を解いてみましょう。

 

 

練習問題

第95回 一般状況設定
在宅酸素療法中の独居高齢者への生活指導で正しいのはどれか。

1.同伴者がいなければ外出できない。
2.酸素チューブの長さは2m以内とする。
3.直火を使わない調理方法を選択する。
4.動作時には浅い呼吸を頻回にする。

 

 

 

正解は、、、

、、、3.直火を使わない調理方法を選択するです。

 

 

解説

在宅酸素療法と言うのは、在宅で療養をする患者さんが酸素吸入をしているということ。
持ち運びのできる酸素ボンベを携帯し、常に鼻に酸素チューブ等を通して酸素を吸っています。

1.同伴者がいなくても、酸素ボンベをカートに乗せて移動できます。
2.チューブの長さは、必ずしも2m以内という決まりはなく、生活に合わせて長さを調節します。
3.酸素=火気厳禁ですよ!!酸素吸入をしながら調理をすると、酸素に火が引火して顔をやけどしてしまう危険があります。
4.動作時は、深くゆっくりな腹式呼吸を行うと酸素を体内にとりこみやすくなります。

 

 

国家試験暗記ポイント

酸素吸入の国家試験の出題ポイントをまとめました。

酸素吸入国試出題ポイント
・酸素=火気厳禁
・酸素ボンベの色は黒
・酸素の中央配管の色は緑
・酸素ボンベの残量と使用時間の計算

計算問題は、計算式が暗記できれば、あとは数字を当てはめて計算間違いに気を付けるだけです!

看護師になってからも、酸素吸入は頻繁に使うので覚えておきましょう!

 

 

 

国家試験に絶対合格するための勉強方法は、

①過去問題を解く
②解説を読む
③より詳しい解説を読んで理解する
④国試に出るポイントを暗記する
⑤類似問題を解く

この繰り返しをひたすら行うことです。

もちゆきナース室のこのサイトには、『1日1過去問』というカテゴリーがあり、この記事を読むだけで、
上記の①~⑤の流れに沿って勉強ができるようになっています。

自分で勉強する方法がよくわからない、まとまった詳しい解説を読みたい、こんな人はぜひこのサイトで勉強してみてくださいね!

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