脳神経の機能・障害時の症状ポイントまとめ。嚥下に関わる脳神経はどれ?

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今回は、嚥下に関する脳神経の過去問題の解説と、脳神経の国試に出題されるポイントを表でまとめて紹介しています!

 

神経系は、漢字も多くてまとめるのが大変ーーっ!覚えられなーーーい!!っていう人も多いと思います。

そんなあなたは、私の仲間ーーーーっ(/_;)♡

もちゆきも、苦戦したところだったので、苦手な人の気持ちがよくわかります(:_;)

苦手な脳神経を一生懸命分析して、脳神経はとりあえずこれだけ覚えろ!!をまとめたので、一緒に覚えていきましょうね♪

まずは過去問から挑戦してみましょう!

 

問題

 

第107回 午前問9
嚥下に関わる脳神経はどれか。
1.嗅神経
2.外転神経
3.滑車神経
4.迷走神経

 

 

正解は、、、

、、、4.迷走神経です。

解説

1.嗅神経は、嗅覚を感知。
2.外転神経は、眼を外側に向ける運動に関与。
3.滑車神経は、眼を下に向ける運動に関与。

 

 

詳しい解説

 

脳神経とは何?分類

「脳神経って、一体なに?」

〇〇神経と呼ばれるものって、たくさんあるので混乱しちゃいますよね(´・ω・`)

神経系と言うのは、大きく分けて中枢神経と、末梢神経に分かれます。

 

脳神経は、頭と頸部(首)の筋肉、皮膚、目鼻耳を通っている12対の神経である。

国家試験のために暗記するポイントは、脳神経の12対の名前と、その神経がどんな働きをしているのか、障害されるとどんな症状が出るのかです。

機能だけでなく、障害時の症状も一緒に覚えましょう!

 

国家試験の暗記ポイント!脳神経の機能・障害時の症状。

 

脳神経 機能 障害時の症状
1.嗅神経 ・ニオイを感じる ・嗅覚障害
2.視神経 ・視覚を感じる ・視覚障害
3.動眼神経 ・眼球の運動
・まぶたの運動
・瞳孔の調節
・ピントの調節(水晶体の調節)
・複視(物が二重に見える)
・眼瞼下垂(まぶたが下がる)
・対光反射の消失
・物体への焦点調節障害
4.滑車神経 ・眼を内下方に動かす  ・内下方の複視
5.三叉神経 ・顔面の感覚
・咀嚼運動(食べ物を噛む)
・顔面の感覚麻痺
・咀嚼運動障害
6.外転神経 ・眼を外側に動かす ・複視
7.顔面神経 ・味覚(舌の前2/3)
・表情
・唾液・涙を流す
・味覚障害
・顔面神経麻痺
8.聴神経 ・聴覚
・平衡感覚
・聴力障害
・平衡感覚の喪失
9.舌咽神経 ・味覚(舌の後ろ1/3)
・嚥下(飲み込む)
・唾液の分泌(耳下腺)
・味覚障害
・嚥下障害
・唾液分泌の低下
10.迷走神経 ・咽頭・喉頭の感覚
・発声
・嚥下障害
・嗄声(声がかすれる)
11.副神経 ・頸部の運動  ・肩が落ちる、頭が回転しない
12.舌下神経 ・舌の運動  ・構音障害(話しにくい)


この表の内容を暗記できちゃえば、国家試験の脳神経はバッチリ(゚∀゚)!

上記の表の内容を、一部指で隠しても答えられるように覚えてみてください♪

例えば、機能の部分を指で隠して、「外転神経は・・・眼を外に向ける!」とか、

脳神経の名前の部分を隠して、「頸部の運動は・・・副神経!」など♡

まだ覚えていないうちは、上の表を見ながらでもいいので、脳神経の過去問題を解いて練習してみましょう!

 

練習問題①

 

第96回 一般状況設定
脳神経とその障害による症状との組み合わせで正しいのはどれか。

1.視神経ー複視
2.舌下神経ー舌の偏位
3.動眼神経ー眼球の外転不能
4.三叉神経ー額のしわ寄せ不能

 

 

正解は、、、

、、、2.舌下神経ー舌の偏位です。

この問題の正答率は低く、間違えやすい問題です!正解できたあなたは、一歩リード♪

1.視神経の障害では、視力障害が生じ、物が二重に見える複視は、外転神経の障害でみられます。

2.舌の偏位とは、舌下神経が障害されると、麻痺により舌をベーッと突き出したときに麻痺側に曲がるという意味です。

3.動眼神経の障害では、眼瞼下垂や、物への焦点調節障害がみられ、眼球の外転不能は、外転神経の障害でみられます。

4.三叉神経の障害では、顔面の感覚麻痺や、咀嚼運動の障害がみられ、額のしわ寄せ不能は、表情が動かなくなる顔面神経の障害でみられます。

 

練習問題②

第103回 一般状況設定
脳神経とその機能の組み合わせで正しいのはどれか。

1.顔面神経ー顔の感覚
2.舌下神経ー舌の運動
3.動眼神経ー眼球の外転
4.三叉神経ー額のしわ寄せ

 

 

正解は、、、

、、、2.舌下神経ー舌の運動です。

1.顔面と言われると、「顔だ!」と結び付けがちですが、顔面神経は表情をつくるので感覚は三叉神経が司っています。

2.舌下神経は、舌の運動を支配しています。

3.動眼神経は、まぶたの運動と、物を見た時のピントを調節しています。眼球の外転は、外転神経が支配しています。

4.三叉神経は、顔面の感覚や咀嚼運動を支配しています。

 

 

まとめ

練習問題を2問、解いて感じたことはありませんか?

「2問とも、なんだか問題が似てる・・・!!」と気づいたあなた!

この練習問題は、どちらも過去に国家試験に出題された問題です。
国家試験では、少し形を変えて同じような問題が出題されることがあります。

問題を解いて正解だったら次の問題へ・・・ではなく、1つ1つ、過去問題をきっちりと分析して理解をすることが、本番で点数を稼ぐことに繋がるのです(゚∀゚)

過去問の数をこなすことも大切だけど、自分の中にしっかりと落とし込めるように勉強しましょうね♪

 

 

国家試験に絶対合格するための勉強方法は、

①過去問題を解く
②解説を読む
③より詳しい解説を読んで理解する
④国試に出るポイントを暗記する
⑤類似問題を解く

この繰り返しをひたすら行うことです。

もちゆきナース室のこのサイトには、『1日1過去問』というカテゴリーがあり、この記事を読むだけで、
上記の①~⑤の流れに沿って勉強ができるようになっています。

自分で勉強する方法がよくわからない、まとまった詳しい解説を読みたい、こんな人はぜひこのサイトで勉強してみてくださいね!

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