この記事では、オキシトシンというホルモンについて、看護師国家試験に出るポイントを紹介していきます!
・オキシトシンが分泌される場所
・オキシトシンの作用
・オキシトシンに関連した疾患
・オキシトシンの国家試験問題
これさえ覚えれば、模試の点数が劇的にアップすること間違いなしです(`・ω・´)
私もイラストやゴロ合わせを使って暗記をしたら、国試1年前に合格点ラインに到達できました。
このブログで勉強してくれた読者さんからは、クラス順位が一気に20番アップした!という嬉しい報告をもらいましたヽ(゚∀゚)ノ
なかなかオキシトシンが覚えられないあなたは、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。
▼実習や課題レポートにかかる時間を短縮して、勉強時間を増やしたい方はこの記事をどうぞ!
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目次
オキシトシンが分泌される場所
オキシトシンが分泌される場所は、脳の下垂体後葉です。
下垂体後葉から出るホルモンは、『後ろのオバさん』のゴロ合わせで暗記しましょう!
下垂体後葉から出るホルモンについて、詳しくは以下の記事を参考にしてください。
オキシトシンの作用2つ
看護師国家試験対策で覚えるべきオキシトシンの作用は2つ!
①子宮収縮
オキシトシンは、出産後に赤ちゃんがおっぱいを吸う刺激により分泌されます。
産後の子宮に作用し、妊娠によって伸びた子宮を収縮させる作用があります。
②乳汁分泌
オキシトシンは、出産後におっぱいから乳汁を分泌させる作用があります。
※乳汁を産生するホルモンは、プロラクチンです。作るのはプロラクチン、出すのはオキシトシンと覚えておきましょう!
オキシトシンの作用2つは、『大きい人、子宮縮んで乳が出る。』のゴロ合わせで覚えましょう!
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オキシトシンに関連した疾患
オキシトシンの分泌が過剰になったり、減少したりする疾患には、有名なものはないので、看護師国家試験レベルでは覚える必要はありません。
オキシトシン暗記ポイント
オキシトシンについて、看護師国家試験のために覚えておくべき暗記ポイントは以下の通り!
・オキシトシンの作用は、①子宮収縮②乳汁分泌
ここは最低限チェックしておきましょう!
オキシトシンの看護師国家試験問題
オキシトシンについて、過去に出された国家試験問題を解いて知識の確認をしてみましょう。
1.エストロゲン
2.オキシトシン
3.バソプレシン
4.プロゲステロン
正解は、、、
、、、2.オキシトシンです。
解説
1.エストロゲンは、女性ホルモンの一つで妊娠時には、胎盤の形成、子宮筋肥大、子宮血流量増加の作用があります。
妊娠していないときは、女性の性周期の卵胞期に分泌が増加します。思春期においては、第二次性徴を起こすホルモンです。
2.オキシトシンの作用は、出産後の子宮収縮作用と、射乳作用です。この選択肢が正解です。
この記事で学んだ『大きい人、子宮縮んで乳が出る。』のゴロ合わせを使って覚えましょう!
3.バソプレシンは、下垂体後葉から分泌されるホルモンです。作用は、腎臓で水の再吸収を促進させて、尿量を減少させます。分娩時には分泌されないので、誤りです。
4.プロゲステロンは、分娩後の胎盤が出た後に急激に分泌量が低下します。
妊娠中は、胎盤形成や、子宮収縮の抑制、乳房の発達促進の作用があります。
妊娠していないときは、性周期の排卵後、黄体期に分泌量が増加し、妊娠しやすい子宮内膜を作る作用があります。
1.オキシトシン
2.プロラクチン
3.テストステロン
4.プロゲステロン
正解は、、、
、、、1.オキシトシンです。
解説
1.オキシトシンは、赤ちゃんがお母さんのおっぱいを吸う刺激(吸啜)によって分泌が亢進します。それにより、分娩後の伸びた子宮を収縮させて子宮の回復を促します。
2.プロラクチンも、児の吸啜刺激で分泌が亢進します。しかし、子宮筋の収縮を促す作用はなく、乳汁の産生を促進する作用があります。
3.テストステロンは、精巣から分泌される男性ホルモンです。
4.プロゲステロンは、分娩後の胎盤が出た後に急激に分泌量が低下します。
妊娠中は、胎盤形成や、子宮収縮の抑制、乳房の発達促進の作用があります。
妊娠していないときは、性周期の排卵後、黄体期に分泌量が増加し、妊娠しやすい子宮内膜を作る作用があります。
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まとめ
いかがでしたか?
この記事では、オキシトシンに関する看護師国家試験に出るポイントを紹介しました。
また、
「本気で国試に合格したい!」
「どうしても点数上がらず困ってる!」
という人は、もちゆきのノート『国家試験の点数を上げる裏ワザ勉強法』も読んでほしいです。
有料版ですが、切羽詰まってる人向けに心を込めて書いたのでぜひ。
これを読んで実行すれば、絶対に点数は上がります。
※この記事は、厚生労働省の看護師国家試験出題基準を参考に作成しています。