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今回は、第107回国家試験問題の、神経叢の感覚障害に関する問題を解いてみましょう。
神経叢って、何かわかりますか?
わからなければチェックですよー!
問題
1.脊髄障害
2.物理的圧迫
3.脳血管障害
4.糖尿病の合併症
正解は、、、2.物理的圧迫です。
解説
これは、問題の言っている意味が分かれば解きやすくなりますね!
まずは問題の文章のわからない言葉を、ヒモ解いていきましょう!
神経叢とは?
神経叢と言うのは、体のあらゆるところを走っている神経の根元の部分を言います。
頸神経叢・・・首にある、頭・首・肩へつながる神経
腕神経叢・・・首と肩にある、胸・肩・上腕・前腕・手へつながる神経
腰神経叢・・・腰にある、背中・腹・鼠径部・大腿・膝・ふくらはぎへつながる神経
仙骨神経叢・・・骨盤内にある、骨盤・臀部・性器・太もも・ふくらはぎ・足へつながる神経
神経叢が障害を受ける原因
神経叢の損傷は、主に腫瘍や物理的な圧迫によって起こります。
神経叢の周囲にがんができると、神経叢を圧迫し、麻痺やしびれなどの症状が出現します。
また、交通事故や、ラグビーなどの激しいスポーツなどで神経叢に物理的な強い衝撃が加わったり、無理な体制で神経に大きな負荷がかかると、神経叢が麻痺し、運動障害が出現します。
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練習問題
上記の内容を理解したうえで、類似の過去問題に挑戦してみましょう!
1.上腕の持続的圧迫
2.前腕の回外の持続
3.肘関節の持続的圧迫
4.上肢の90度以上の外転
正解は、、、
、、、4.上肢の90度以上の外転です。
解説
この問題は、神経叢の障害の原因は、物理的圧迫だから・・・と、正解を1と答える人が多いです!
どの選択肢にも、持続的圧迫や、回外や外転などの無理な体制という、神経叢を麻痺される原因となる単語が入っていますが、この問題を解くポイントは、腕神経叢の位置がどこか、ということです。
腕神経叢の位置を、もう一度確認してみましょう。
腕神経叢は、第5頸椎~第1胸椎の間から出ています。
そのため、選択肢の1.上腕、2.前腕、3.肘の持続的圧迫や、回外などの無理な体制があっても、腕神経叢は麻痺することはなく、圧迫された場所から末梢にかけての神経が麻痺します。
4の上肢の外転は、肩関節から外側にひねることを言います。
腕神経叢の通っている首から肩に無理な力が加わるため、肩関節の90度以上の外転は、腕神経叢を麻痺させる原因となります。
実際に、ここで紹介したゴロ合わせを付箋やメモ用紙に真似して描いてみてくださいね。
メモした付箋をレビューブックや付箋ノートに貼っておけば、忘れてもすぐに覚え直すことができます。
レビューブックの作り方は、こちらの記事を参考にしてみてください!
国家試験暗記ポイント
今回の国家試験暗記ポイントはこちら!
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まとめ
神経叢とは、神経の根元の部分を言い、タコ足コンセントで考えると、根元のコンセントが集まる部分のことを言います。
そしてタコ足から伸びるコンセントは、末梢へと向かう神経ですね(・∀・)
上記の国家試験暗記ポイント以外にも、神経叢の位置を覚えておくと類似問題が出題されてもスムーズに解けるようになりますよ。
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※この記事は、厚生労働省の看護師国家試験出題基準を参考に作成しています。
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①過去問題を解く
②解説を読む
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