必修!思春期にみられる感情の特徴とは?【過去問解説】

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今回は、第107回の必修問題から、思春期にみられる感情の特徴についての問題を解説します!

人間の成長と発達という項目は、国家試験の出題基準になっていて、もちろん思春期の感情だけでなく、胎児期~老年期までの身体的・心理的な特徴も必修問題で問われます。

自分や、周りの人たちが今どの成長と発達の時期にいるのか、思い出してみながら勉強を進めていくと、わかりやすいですね(*´ω`*)

今回は、思春期という、心も体も難しい複雑な時期について、一緒に考えていきましょうね

まずは、過去問題から解いてみましょう!

 

問題

 

第107回午前 問7
思春期にみられる感情の特徴はどれか。

1.情緒的に安定し穏やかになる。
2.思い通りにならないと泣き叫ぶ
3.親に対して強い愛情表現を示す
4.依存と独立のアンビバレント<両価的>な感情をもつ。

 

 

正解は、、、

、、、4.依存と独立のアンビバレント<両価的>な感情をもつです。

 

解説

1.情緒的に安定し穏やかになる→思春期は感情の変化が激しく、安定しにくい。
2.思い通りにならないと泣き叫ぶ→幼児期の特徴。
3.親に対して強い愛情表現を示す→乳児期の特徴。
4.依存と独立のアンビバレント<両価的>な感情をもつ。→思春期の特徴。

 

詳しい解説

この問題は、人間の成長と発達という項目で、必修問題の出題範囲です(・∀・)

胎児期から老年期まで、それぞれの時期に成長や発達の特徴がありますが、今回は難しいお年頃、思春期に焦点をあてて考えてみましょう♡

思春期とは?

思春期は、10~18歳ころの第二次性徴が出現する時期です。

第二次性徴…陰毛や腋毛が生えたり、乳房や精巣が成長したりと、子供が大人の体へと成長すること

ちょうど、中学生や高校生の時期を思春期と言いますね!

その頃は、体が大人に近づいていったり(身体的成熟)、
エッチなことに興味を持ったり(性的役割の学習)、
将来の進路や職業について具体的に考えるようになったり(将来の方向性の選択)する時期です(*’ω’*)

両親や先生に反抗的な態度をとってみたり、悪いことをしてみたい気持ちになったり、感情が複雑な時期でもあります。

両親や友達のことが好きなんだけど、なんだか憎く思えるときもあって、喧嘩することがあったりと、アンビバレンス<両価的>な感情が起こります。

自分が思春期だったころを思い出してみてください。

選択肢を一つずつ当てはめて考えてみると、

1.情緒的に安定し穏やかになるのは、不安定な時期の思春期にはまだ早いですよね?

2.思い通りにならないと泣き叫ぶは、そんな中学生や高校生がいたら私は友達になれないでしょう(-_-)これは幼児期ですね。

3.親に対して強い愛情表現を示す。こういう中高生もいるかもしれませんが、マザコンと言われてしまうかもしれません( ;∀;)一般的ではないですね。

4.依存と独立のアンビバレント<両価的>な感情を持つ。は、お母さんに送り迎え頼んだり、お弁当作ってもらってるのに(依存)、

あっち行けソババア!!!(独立)って言っちゃう思春期の中高生が当てはまりますね!

 

もちゆきが思春期の時は、看護師になろうか、薬剤師になろうか、はたまた酪農家になってみようか、、、
私はどんな仕事が向いているのだろう…と悩んだ時期でした。

こんなふうに悩みに悩んで、「人と接するのが好き!」と自覚し、思春期の発達課題であるアイデンティティ(自己同一性)の確立を行ったんですね(・∀・)

アイデンティティ(自己同一性)の確立…思春期の発達課題。自分が何者であるか?と悩んだ後に、私はこういう人間だ。と自覚すること。

思春期は、親に依存していた子供が、社会人として、大人として独立していくモラトリアムの時期なんですね!

モラトリアム…大人になるための準備をする期間

 

思春期と青年期の違いとは?

文献やネットで発達課題について調べていると、

「思春期が書かれていない!」とか、

「思春期と青年期がひとまとめになってる!」というのを見つけて、

「一体どれが本当なの?」と混乱することがありますよね(゜_゜)

青年期というのは、中学生から成人までのことを指すことが多く、思春期(中高生時代)は、青年期に含まれてまとめられている文献も多くあります。

明確に決まりは無く、体と心の成長も個人差があるため、看護師国家試験レベルでは思春期と青年期を同じように考えて問題ありません。

 

国家試験の暗記ポイント

今回の国家試験のための暗記ポイントはこちら!

暗記ポイント
思春期(青年期)の特徴
・アイデンティティの確立をする(自分が何者か自覚する)
・モラトリアムの時期(大人になる準備期間)
・アンビバレンス(好き&嫌い、依存&独立の二つの感情が入り混じる)
・第二次性徴

 

 

練習問題

上記の内容を理解したうえで、思春期の成長発達に関連する過去問題を解いてみましょう♪

第103回 必修問題
思春期に特徴的にみられるのはどれか。

1.愛着行動
2.分離不安
3.自己同一性の確立
4.基本的信頼関係の確立

 

 

 

正解は、、、
、、、3.自己同一性の確立です。

 

解説

1.愛着行動は乳幼児期。
2.分離不安は、乳幼児期に親がいなくなると不安になること。
4.基本的信頼関係の確立は、乳児期の発達課題。

 

まとめ

発達時期のそれぞれの特徴は、必修問題でよく出題される範囲です(`・ω・´)
思春期だけでなく、乳児期から老年期までの発達課題と、身体・心理的特徴を覚えるようにしましょう♪

私は乳幼児期の特徴を覚えるのが苦手でした( ;∀;)
だって…そのときの記憶が無いんだもん!!!泣

身近に乳幼児がいる方や子育て経験がある方は、日々乳幼児と接する中で、特徴が一致するか意識して関わると覚えやすいと思います♡

 

国家試験に絶対合格するための勉強方法は、

①過去問題を解く
②解説を読む
③より詳しい解説を読んで理解する
④国試に出るポイントを暗記する
⑤類似問題を解く

この繰り返しをひたすら行うことです。

もちゆきナース室のこのサイトには、『1日1過去問』というカテゴリーがあり、この記事を読むだけで、
上記の①~⑤の流れに沿って勉強ができるようになっています。

自分で勉強する方法がよくわからない、まとまった詳しい解説を読みたい、こんな人はぜひこのサイトで勉強してみてくださいね!

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