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『1日1過去問』のカテゴリー内の記事を毎日1記事ずつ読むだけで、過去問の分析方法、国試に出るポイントが理解できるようになります。
今回は、国家試験でよく問われるQOLの問題の解説をします。
QOLとは一体なにか、説明できますか?(゚∀゚)
問題文の中や、選択肢の中にもよく出てくる言葉です。QOLという言葉の意味が分かれば、一歩前進しますよ♪
ではまず、問題を解いてみましょう!
問題
1.高度医療の受療
2.本人の満足感
3.乳児死亡率
4.生存期間
解説
3.乳児死亡率・・・乳児死亡率では評価できません。
4.生存期間・・・長生きすることは、QOL(生活の質)を保つことにはなりません。本人の満足感で評価します。
詳しい解説
QOLに関するものは、過去にも同じものが必修問題として出題されています!
一般状況設定の問題にも絡んで出題されることがあるので、定義をしっかりと確認していきましょう♪
QOLの定義
その人が、どれだけ人間らしく、自分らしく生きているかということ。
例えば、もちゆきがとある病気になったとします。
その病気を治して長生きするために治療をします。
そして病気は治ったけど、治療の副作用で記憶は無くなり、体も動かせなくなりました。
果たして、それはもちゆきにとって幸せなことでしょうか?
これでは、病気が治ってもQOL(生活の質)が低下してしまい、何も幸せではありません。
病気を治すことに重点を置くのではなく、病気とうまく付き合いながら、もちゆきらしい生活を送る!
このような患者中心の考え方が、QOLを保つということです。
QOL(生活の質)は、個人の価値観によって大きく変わり、さまざま要素が影響します。
・環境・・・「自宅で過ごしたい!」
・身体的側面・・・「痛みや痺れを無くしたい!」
・精神・心理的側面・・・「穏やかな気持ちでいられるように!」
・社会的側面・・・「仕事を続けたい!」
国家試験暗記ポイント
この問題による国家試験の暗記ポイントはこちらです。
練習問題
上記の内容を理解したうえで、過去問題に挑戦してみましょう。
1.療養者の自己決定を尊重する
2.日常のケアは、看護師が中心に行う
3.居室の環境整備は医療者の意向を優先する
4.介護保険の導入は介護支援専門員が決定する
正解は、、、
、、、1.療養者の自己決定を尊重するです。
少し応用でしたが、QOLの定義を理解していれば、療養者の意向を優先し、自己決定を尊重すべきだということがわかります。
まとめ
QOLの問題は、全く同じものが過去に数回出題されています。
また、問題の文章や選択肢の中にQOLという単語が使われることもあるので、定義は覚えておくようにしましょう♪
国家試験に絶対合格するための勉強方法は、
①過去問題を解く
②解説を読む
③より詳しい解説を読んで理解する
④国試に出るポイントを暗記する
⑤類似問題を解く
この繰り返しをひたすら行うことです。
もちゆきナース室のこのサイトには、『1日1過去問』というカテゴリーがあり、この記事を読むだけで、
上記の①~⑤の流れに沿って勉強ができるようになっています。
自分で勉強する方法がよくわからない、まとまった詳しい解説を読みたい、こんな人はぜひこのサイトで勉強してみてくださいね!
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