一般病床の平均在院日数はどれか。【過去問解説】(第107回不適切問題)

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今回は、一般病床の在院日数に関する問題を解説します!

これは、問題としては正しいですが、必修問題に相応しくないということで、不適切問題となりました。
しかし、在院日数に関する問題は必修問題の出題基準となっているので、確認していきましょう。

 

問題

第107回午前 問2
Q.平成27年(2015年)の病院報告による一般病床の平均在院日数はどれか。
1. 6.5日
2. 16.5日
3. 26.5日
4. 36.5日

正解は・・・

 

2.16.5日です。

詳しい解説

在院日数とは・・・病院全体で、一人ひとりの患者さんが何日間入院しているかの指標。

 

疾患によっても、入院日数に違いがありますが、医療の進歩や、在宅への移行により、平均在院日数は年々短くなっている傾向にあります!
ここで、一般病床以外の在院日数も確認してみましょう。

 

平均在院日数

精神病床・・・274.7日
療養病床・・・158.2日
結核病床・・・67.3日
一般病床・・・16.5日
感染症病床・・・8.2日
(2015年)

 

 

在院日数に関する問題は、過去あまり出題されていませんが、看護師国家試験出題基準を確認すると、
入院期間が、必修問題の出題基準の中に含まれているので、確認しておきましょう!

 

 

まとめ

必修問題は暗記が多いですが、ポイントをしっかり覚えて、確実に点数がとれるようにしましょう♪

ポイント
・入院期間(在院日数)は年々減ってきている
・精神病床の入院期間が最も長く、感染症病床が最も短い

 

 

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