「勉強しているのに、全然テストの点数があがらない!」「いつまでたっても国試の合格ラインに到達しない!」
こんな風に、頑張っているのに成果にあらわれないと、悔しいですよね。
看護学生の学ぶ内容はとても広範囲に渡り、暗記しなければいけないことがたくさんあります。
ノートを綺麗にまとめて、勉強しているはずなのに結果が出ない人は、その勉強のやり方に無駄があったり、方法が間違っていたりと、もったいない時間を過ごしている可能性があります。
看護学生は、勉強しているはずなのに、やり方が間違っているために成績が伸びていかない!という悪循環に陥ってる人が多くいます。
私も、勉強しているつもりなのに、いざテストとなると答えられない!と悩んだ時期がありました。
でも、勉強方法をちょっと変えたら、グンと暗記が得意になり、クラスでトップの成績をつかむことができました。
そんな私の失敗談と、暗記に強くなる勉強方法をご紹介します!
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目次
暗記に向かない勉強方法とは?
私も失敗した、みんながやってしまいがちな勉強法がこれ。
ノートを綺麗にまとめすぎてしまう
特に、解剖生理学の勉強をしているときにやってしまいがちなのですが、解剖の名称を覚えるために、教科書の解剖の図を、綺麗にノートに写すという勉強。
まるで教科書の内容をコピーして貼ったかのような、綺麗な絵を書いている人、いますよね?
実はこれ、暗記には向かない勉強方法なんです。
勉強したはずなのにテストができなかった、私の体験談
看護学生1年生の時。私は、解剖生理のテスト勉強をやっていました。
教科書にある心臓の絵とにらめっこし、ノートに心臓の絵を描き始めました。
それはそれは丁寧に、色鉛筆をたくさん用意して綺麗に色を塗り、私のノートには立派なカラーの心臓の絵が完成しました。
そして、いざ迎えたテストの日。
テストの内容は、右心房などの部屋の名称、、弁や動脈・静脈の名称を答えるものでした。
さて、答えを書こう!とペンを握るのですが、、、
全然思い出せないんです!!!( ゚Д゚)
絵を書いたのは覚えてるんですが、どこが右心房で、弁の名前がどんなだったのか、思い出せないのです。
そのときは落ち込みましたね。勉強したはずなのに、おかしいなーって・・・。
なぜテストができなかったのか
私は、看護学生が陥りやすい、落とし穴にハマっていたのです。
それは、心臓の構造を覚えるという、本来の目的を忘れていたことです。
テスト勉強をしているつもりだったのが、いつの間にか、綺麗な心臓の絵をノートに書くことが目的になってしまっていたのです。
一生懸命色を塗っている間は、なんの暗記にもなっていない、無駄な時間だということがわかりますか?
例えば、30分の勉強時間があったとします。
ノートに綺麗に心臓の絵を書こうとすると、30分間の間に、
形が変だからもう少し綺麗に書こうとか、色はどの色にしようとか、枠からはみ出さないように丁寧に塗ろうとか、
暗記には関係ないことを考える時間が多くなってしまいます。
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テストで思い出せる!暗記に強くなる勉強法は?
では、私はどのような勉強法に変えたのか、紹介します!
まず、この絵を見てください!!!
きっっっったない絵ですね。笑
これは一応、心臓の構造です。
この絵と名称を、何も見ずに書けるように繰り返し書きます。
このくらいの絵なら、1分もかからずに書くことができます。
紙も、広告の裏でもなんでもいいです。笑
私は、この絵を繰り返し書いて覚え、心臓のだいたいの構造と、名称を覚えました。
この絵で理解できれば、教科書にあるような図がテストで出た時でも、名称を答えることができるようになります。
詳しい心臓の絵は、ノートに写さなくても教科書にしっかり載っているので、細かな部分や、色のイメージは教科書を傍らに置いて確認します。
もし教科書の絵がわかりにくければ、ネットで画像検索してみてください。たくさんのわかりやすい絵や図が出てくるでしょう!
教科書とは別に、どうしてもノートにまとめて勉強したい!という人は、教科書の絵をカラーコピーしてノートに貼りましょう。
コピーして貼ればいいようなものを、手書きでノートに写す時間、無駄だと思いませんか?
何のために勉強をしているのか、目的を忘れないこと
でもやっぱり、自分でまとめた綺麗なノートが作りたいっ!!
っていう人は、もちろんその方法でも大丈夫です。
自分のモチベーションが上がるのであれば、絵を描くことも全然いいと思います!
絵を描くのが好きで、解剖の絵を描いているうちに勉強のスイッチが入る!!!って人もいますからね(^-^)
ただ、忘れてはいけないのは、覚えるために勉強をしているということです。
目的が絵を描くことになってはいけませんね。
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まとめ
看護の分野は、絵や図を使って勉強することがとても多いです。
毎回毎回、自分で綺麗な絵を描いていたら、時間がいくらあっても足りないです。
大事なのは、内容を頭の中に入れること。
覚えることもたくさん、授業もテストも実習もあって忙しい看護学生だからこそ、時間を効率良く使って勉強してほしいと思います!