今回の「国家試験9段階講座」の第3段は、看護師国家試験まであと180日のあなたがやるべき2つのことです。
看護師国家試験まであと180日は、ほとんどの看護学生さんたちが夏休みの時期ですね。
長期休みのまとまった時間がとれるこの時期にやることは2つ。
①解剖生理学を集中的に学ぼう!
②必修問題をやり込もう!
です。
夏休みはバイトに遊びに忙しい…!?
もちろん、バイトも遊びもたくさんやってください(´ー`)
でも、夏休みに必修問題と解剖生理学をクリアにしておくと、国試までの数ヶ月のメンタルに大きく差が出ますよ!
夏休み開けも気持ちに余裕を持って学生生活を送りたい人は、この記事で夏休みにやるべきことを2つ教えますね。
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①必修問題をやり込もう!
夏休みは比較的まとまった時間がとれるので、基礎の土台を固めるために必修問題を解きましょう。
夏休みが終わると、実習、授業、テスト、看護研究、模試などが盛り沢山で、
「ゆっくり必修なんてやってる時間ない!」
となってきます。
冬になるにつれて、模試で必修問題の点数がとれない学生さんはメンタルがやられてきます。
「国試がせまってるのに、なかなか必修問題が8割を超えない…!」
と泣いてる学生さんはたくさんいるんです。
でも、冬になると一般状況設定も勉強しなければいけないので、必修だけに時間を費やしてもいられないのです。
つまり、必修問題を集中してやり込めるのは今!しかないのです。
必修問題の勉強方法は、自分に合う必修の過去問題集を買って繰り返し解くこと。
答えを丸暗記するのではなく、「なぜその答えになるのか?」説明できるように1問ずつ分析しましょう。
問題を解いたら、解説を読む前に「自分で解説を書く」ことをしてみてください。
その後に解説書と、「自分の解説」が合っているか照らし合わせると、本当に理解できているのかがわかります。
人気の必修問題集はこちらの記事にまとめてあるので参考にしてください。
>>>必修問題集の人気おすすめランキング5冊
私の一番のオススメの必修問題集は、クエスチョンバンクです。
②解剖生理学を集中的に学ぼう!
医療や看護を理解するためには、すべての分野において解剖生理学が必要になります。
解剖生理学は看護師だけでなく、医師・薬剤師・栄養士・理学療法師など、多くの医療職のみんなが勉強する学問です。
「肺がどのくらいの大きさなのかわからなければ聴診ができません。」
「心臓の構造がわからなければ心電図の理解ができません。」
「脳の機能がわからなければ脳梗塞の症状がわかりません。」
「成人の身体のことがわからなければ、妊婦や赤ちゃんの身体のことがわかりません。」
このように、すべての分野で解剖生理学の知識が土台に必要となります。
また、看護学生さんがみんな口をそろえて言うのが
「解剖生理学がよくわからない!!」です。
人間の体について勉強する部分はとても範囲が広く、暗記しなければいけないことも多いので苦手意識を持つ人がとても多いです。
しかし、解剖生理学の知識がついてしまえば、そのあとの疾患の勉強や、薬、看護の技術がとても理解しやすくなります。
時間が確保しやすい夏休みの間に、解剖生理学の勉強を集中的にやってしまいましょう!!
勉強の方法は、解剖生理学に特化した参考書を読んだり、過去問を解いて教科書を見ながら分析することです。
解剖生理学を楽しく学ぶための参考書は、こちらで紹介しています▼
ゲーム感覚で楽しく解剖生理学を学べるDSのソフトも紹介しています▼
>>>DSで学べる解剖生理学を実際に使ってみたら。口コミや難易度は?
看護師国家試験の解剖生理学の範囲は、『人体の構造と機能』です。
過去問を持っている人はこの範囲を集中的に勉強しましょう。
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必修問題と解剖生理学は一般状況を解くための基礎・土台
この記事では、国家試験まであと180日のあなたがやるべき2つのことを書きました。
①必修問題をやり込もう!
②解剖生理学を集中的に学ぼう!
大切なのは夏休みの過ごし方。勉強だけやってなさい!!というわけではありません。たくさん遊んで、バイトもして、学生生活を満喫してほしいです。
でも、それだけじゃなくて国家試験のことも頭に入れて必修問題と解剖生理学はコツコツやってほしいです!!
そうすれば、国家試験前に焦って泣いて、毎日寝不足で体調崩して…なんてことにならず、点数も気持ちも余裕を持って楽しく最後まで学生生活を楽しむことができます!
次の国家試験9段階講座は、看護師国家試験まであと150日のあなたがやるべき2つのことです。
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